どうせなら将来役立つスキルを磨きながら、お金を稼ぎたい
このようにお考えの大学生におすすめしたい仕事の1つがWebライターです。
筆者自身、学生時代にWebライターを始めたおかげで、今では個人ブログの運営やオウンドメディアのディレクションの仕事ができています。
その経験からWebライターが大学生におすすめな理由と具体的な始め方、稼ぐコツなどを解説していきます。
大学生でWebライターをやった感想
筆者自身、休学したタイミングでWebライターの長期インターンや案件の仕事をしていました。
そこで感じた実体験を紹介します。
文字単価がぐんぐん上がった
Webライターを始めたての頃は、長期インターンでのWebライターの仕事を主としていました。
そこでの文字単価は0.6円スタートだったのですが、それを糧に自分でも案件を取り始めて1年後には文字単価1.5円、2円の仕事を取れるまでに成長しました。
アルバイトは頑張っても時給が上がらないのに、Webライターではぐんぐんと時給が上がり嬉しかったですね。
今に活きる能力が身についた
筆者は現在、フリーランスとして個人ブログの運営やオウンドメディア運営の仕事をしています。
今の仕事ができているのは学生の頃にWebライターを始めたことで、経験値が蓄積できたからだと感じています。
フリーランスになった当初は稼ぎに苦労しましたが、学生時代の積み上げのおかげで1年である程度稼げるまでになりました。
コロナ禍の影響を受けず稼げた
筆者がWebライターを始めた時期はちょうどコロナが始まった頃で、ほとんどの実店舗の営業が自粛されていました。
収入が減り生活が苦しむ学生もいる中、筆者はフルリモートで仕事ができたため、コロナの影響もなく稼げていました。
大学生にWebライターをおすすめする理由
大学生にWebライターをおすすめする理由は以下の3つがあります。
スキル次第でアルバイトより稼げる
Webライターでスキルアップすることで、アルバイトより高い報酬をもらえます。
一般的にアルバイトはほとんど昇給できませんが、Webライターはスキルアップして高単価案件を受注できれば、一気に時給が跳ね上がります。
例えば文字単価2円の案件で4,000文字を4時間で書けば、時給換算で2,000円です。
いつでもどこでも仕事ができる
Webライターの仕事はPCとネットさえあれば、いつでもどこでも働けます。
例えば授業の間の空きコマの時間に執筆したり、電車に乗っている間にリサーチの時間に宛てたりなどスキマ時間を有効活用できるのです。
バイトと違ってわざわざバイト先に行かずとも、自宅やカフェ、旅行先など自由に働けるため時間の余裕も生まれます。
社会人以降の副業・フリーランスを目指しやすい
学生のうちにWebライティングやSEOのスキルを持っておくと、社会人になってからも副業でWebライターの案件が取りやすいです。
そしてWebライターを軸としながら、他のスキルも習得し、収入を増やしていけばフリーランス独立も目指せます。
物価高が続く中、給料が上がりにくい日本で安定的に暮らしていくためにも、副業スキルを習得しておくのがおすすめですよ。
大学生がWebライターを始める方法
ここからは大学生がWebライターを始める方法を紹介します。
①SEOライティングを習得する
SEOとは「Serch Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称で、Google・Yahooなどの検索結果上での自社サイトを最適化し、上位に表示させる施策のことです。
つまりWebライターがSEOを習得しておくと、記事が上位に表示され、記事のPV数・売上アップに繋がるのです。
PVが取れる記事・売上が上がる記事を作れるライターは高く評価されるため、高単価案件も獲得しやすくなります。
将来的にWebマーケティング業界の仕事をする際にもSEOは非常に活きるので学生のうちに習得しましょう。
基礎的なライティングスキルとSEOを学ぶなら以下の2冊がおすすめです。
②ブログを開設する
1つも自分で書いた記事がない状態で、案件に応募しても案件はほぼ取れません。
そこで自分のブログを開設して、クライアントに見せる用の記事をいくつか作成するのがおすすめです。
多くのWebライターの案件ではWordPressというシステムを使うため、WordPressでブログを開設して記事を作りましょう。
以下の記事でブログの作り方を解説しているので、ぜひ参考にどうぞ。
③ブログで記事を作る
ブログを開設したら、そこでクライアントに見せる用の記事を作っていきます。
先にどういうジャンルで案件を取っていきたいかを考えた上で、そのジャンルの主要kwで記事を作るのがおすすめですよ。
ジャンルの選び方で迷う場合は以下を参考にしてみてください。
ジャンルの選び方
- 趣味・経験・特技で選ぶ
- 高単価のジャンルを選ぶ(金融・不動産・美容・転職・医療)
ただし高単価のジャンルはライバルが強く、資格・経験が求められる場合が多いです
④クラウドソーシングに登録する
Webライター始めたての方が案件を獲得する場所としておすすめなのがクラウドソーシングです。
クラウドソーシングとは案件を依頼したい人と案件を受注したい人がマッチングできるサイトのことです。
特に大手のクラウドワークスとランサーズには
⑤案件に応募する
Webライターとしての実績がないと、Webライターの案件はなかなか取れません。
クラウドソーシングで仕事をやっていく場合、まずは0.5〜0.6円の案件から挑戦し、実績を積みながら1円、1.5円、2円と上げていきましょう。
もちろん文字単価が上がるにつれ、求められるハードルも上がるため、SEOや執筆ジャンルの学習などスキルアップは欠かせません。
⑥長期インターンに応募する
個人でWebライターをやっていく場合はブログ開設やクラウドソーシングなどでの案件探しが必要となってきます。
一方で長期インターンとしてWebライターを始めると、インターン先でのスキル習得や仕事の受注が可能です。
さらに長期インターンでは会社の社員や同じインターン生とのつながりも作れるため、大学以外の人脈を広げたい方にもおすすめです。
長期インターンのおすすめサイト①Renew
引用:公式サイト
長期インターンをお探しの学生におすすめしたいのが求人サイトのRenewです。
Renewでは大学1,2年生から始められる求人を厳選掲載しており、個別面談で将来につながる”本当に相性の良い企業のみ”を紹介してくれます。
関東圏・関西圏・東海圏の求人がメインではありますが、フルリモート求人もあるので地方学生の方もぜひ気になる求人がないか探してみましょう。
学生の安全を守るためにも業務内容や労働条件などの審査を通過した企業のみを掲載
長期インターンのおすすめサイト②UT-Board
「UT-Board」
東京一工・早慶・
時給2000円以上や大手企業の求人もあるため、難関大の学生はぜひ見てみましょう。
ハイレベルな長期インターンが見つかる求人サイト「UT-
また長期インターンの探し方を知りたい方は就活推進部の「長期インタ
大学生がWebライターの仕事で稼ぐコツ
Webライターの仕事はやみくもに続けていると、いつか収益や文字単価が頭打ちになってきます。
効率的に稼ぐために以下の2つを実践するのがおすすめです。
専門性を極める
ある分野に専門性を持っておくと、他の記事より専門的な記事が書けるため、クライアントから高く評価されます。
実際、金融系の案件では税理士などの専門家を募集の条件でつけている高単価案件も多いです。
そこで書きたいジャンルがあればその分野をとことん勉強する、そうでなければ何らかの資格を勉強して専門性を身につけるのがおすすめです。
読書の習慣をつける
Webライターの仕事というと、文章を書くだけの仕事と簡単に捉えがちな人は多いです。
しかし、多くの人は文章に癖があり、読みづらい文になってしまうものです。
その解決策として小説など読書の習慣をつけるのがおすすめ。
わかりやすい日本語で編集されているビジネス本、日本語のプロである作家が書いた小説などを読むことで、正しくわかりやすい日本語を書けるようになっていきます。
大学生がWebライターをする時の注意点
最後に大学生がWebライターの仕事をする際の注意点を紹介します。
最初は高単価案件は取れない
実績のない初心者のうちから高単価案件は取れません。
なぜなら他に実績のある応募者がいる場合は、その人が選ばれる確率が高いからです。
実績とスキルを積み重ねながら、少しずつ文字単価を上げていく意識で臨みましょう。
最初はアルバイトよりも稼げなくても、半年後、1年後にアルバイトの倍の時給は目指せますよ。
時給にこだわりすぎない
Webライターは記事を納品した段階で報酬がもらえるのが一般的です。
ここでよくありがちなのが、とにかく早く終わらせて高い時給で働こうとする問題。
しかし、スピード重視で記事質が悪ければ、クライアントから不満を抱かれて案件が途切れる可能性があるのです。
アルバイトは多少ダラダラしていてもクビになりませんが、Webライターの仕事は一発アウトも起こり得ます。
時間をかけてでも質の高い記事にこだわることで、結果的に文字単価も上がりやすく、高い報酬がもらえますよ。
社会人としてのマナーを徹底する
アルバイトではあくまで学生扱いですが、Webライターの仕事では学生扱いされません。
礼儀正しいコミュニケーションや納期を守る、指摘されたミスを繰り返さないなど当たり前をとにかく徹底する意識で臨みましょう。
失礼な態度が続くと、案件を切られるリスクがあることを念頭におきましょう。
良いクライアントを選ぶ
クライアントの中にはとにかくライターを安く働かせて、自分だけ儲けようという考えの人もいます。
案件の募集文の丁寧さ・クライアントの評価・コミュニケーションなどでクライアントの人物像はある程度分かるものです。
タダ働きさせられそうな場合、質の高い記事を納品しているのにいつまでも低単価で働いている場合などは他の案件に乗り換える方が賢明です。