Webライターって飽和してるって聞いたけど、今から始めてもいけるの?
案件取りにくいけど、飽和してるのが原因?
Webライターをこれから始めたい方、あるいは既に始めている方で飽和してるんじゃないかと不安視している人もいるでしょう。
確かに副業ブームの影響もあり、Webライターが増えています。
今回はその実態と、飽和した中でどう戦うべきかを解説します。
本記事の執筆者
結論:初心者のWebライターは飽和している
結論からいうと、初心者のWebライターは飽和しています。
下記の画像はクラウドワークスで実際に募集されている案件です。
文字単価0.3円の案件に対し、178人も応募していることからも初心者が飽和していると言えますね。
文字単価の相場感
ライター経験のない方向けに文字単価の相場観を説明します。
そもそも文字単価とは1文字◯円という感じで、1文字あたりの単価のことです。
そして、その相場観は筆者の主観では以下のように考えています。
文字単価の相場観
- 文字単価0.3〜0.5円:未経験
- 文字単価0.5〜1.0円:初心者
- 文字単価1.0〜2.0円:中級者
- 文字単価2.0〜3.0円:中上級者
- 文字単価3.0〜円:上級者
このうち0.3〜1.0円に属する人が多く、1.0円でようやく時給1,000〜1,300円くらいの印象です。
Webライターが飽和している理由
では、なぜWebライターは飽和してしまっているのか?
筆者が考える理由は下記の2つが挙げられます。
他の副業より参入障壁が低い
Webライターは他の副業よりも参入障壁が低いので、新規参入者が多いです。
例えば、プログラミングやデザインだとコードを触れる・デザインソフトを触れるなど一定以上のレベルを求められますが、Webライターは文章を書くだけなので未経験でも気軽に応募できます。
実際、記事を書いたことがなくても案件が取れることもあり即金性に優れているため、参入者が増え飽和している状況です。
いつでもどこでも働ける
参入障壁が低いことに加え、PCとネット環境さえあればどこでも働けるのも大きな理由です。
さらに動画編集やデザインは有料の編集ツールが必要ですが、Webライターではツールが必要がありません。
こうした時間や場所、お金の有無を問わないことからも、手軽に始められるので飽和しやすい状況と言えます。
Webライターはオワコンにならない理由
ここまで、「Webライターは飽和している」と主張してきましたが、完全なオワコンにはなりません。
その理由は下記の三つです。
AIが真似できない
最近はChatGPTなどを活用したAIライティングが普及するという話もありますが、Webライターで仕事を奪われる人はほとんどいないでしょう。
なぜなら、それらは辞書にあるような答え方しかできず、人間的なオリジナリティのあるライティングはできないからです。
例えば、何かのレビュー記事の場合、ユーザーは体験ができないAIの感想ではなく、実際に体験した人の感想を知りたがります。
このようにKWによっては人間しか書けないKWも数多くあるため、AIに仕事を取られる心配は不要です。
動画よりも記事の方が早く答えが見つかる
「文章よりも動画の方が見られる時代」ではありますが、悩みの答えは記事の方が先に答えが見つかる場合も多いです。
動画は自分の欲しい答えがどこで言われているか分からず、結局最後まで見ないと答えが掴めない場合があります。
一方、記事は目次を見れば答えのある場所が分かりますし、数秒〜数十秒で欲しい答えは見つかるでしょう。
視覚的な情報が欲しい場合はYouTubeやインスタなどで検索するのが適していても、ただ情報が知りたい場合は記事に勝るものはありません。
ハイレベルなWebライターは少ない
Webライターの中で飽和しているのは低単価のWebライターで、むしろ高単価案件に対応できるハイレベルなWebライターは少ないです。
筆者自身、時々ライター募集をしますが、文字単価1.5円以上となると質の高いライターは少ない印象です。
特にニッチなジャンルのライターはライバルがほぼいないので、レベルが上がればどんどん高単価の案件が取れるでしょう。
Webライターで飽和しないためにやるべきこと
続いて、Webライターで飽和せず生き残るためにやるべきことを紹介します。
毎日最低でも5,000文字は書く
Webライターでもブログでもどちらでも良いので、駆け出しのWebライターは毎日5,000文字は書きたいところ。
副業でやっている場合でも、平日の夜に3,000字、休日に5,000字は最低限書きましょう。
ただ書けばいいわけではなく、学んだライティングスキルをアウトプットして、常に読みやすい文章を追求しましょう。
執筆ジャンルを絞る
Webライターとして生き残るためには、執筆ジャンルを絞るのが重要です。
その理由はGoogleがE−E-A-Tという評価指標に基づいて、記事を判断するためです。
E−E-A-Tとは
Experience(経験)、Expertize(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取った言葉。
簡単にいうと、記事を書いた人がどのような経験や専門性、権威性があり、そのページは信頼性に足るものかが評価されるということ
例:病気の治療法は素人より医者が書く記事が評価される、食事の解説は素人が書くより、栄養士が書く方が評価される
そのため、これまでの職歴や趣味、資格が活きるジャンルを選ぶべきで、ジャンルを絞ったら日々情報収集する必要があります。
こうやって専門性を高めればGoogleから評価される記事が作れるので、Webライターとしての評価も上がるのです。
ブログを作り差別化を図る
ブログ運営をしておくと、Webライターとしてのステップアップがしやすくなります。
その理由は以下の通り。
- WordPressの操作法が身につく
- 高単価案件に受かりやすくなる
- ブログをポートフォリオとして使える
Webライターの案件は一般的にWordPressで執筆すれば高単価、WordやGoogleドキュメントで執筆すれば低単価となっています。
そしてブログ運営はWordPressで行うので自然と操作が身につき、結果的に高単価案件が取れるということです。
ライティングスキルが高まればブログの収益も上がってくるので、複数の収益源をもっておく意味でもおすすめです。
Webライターが飽和しないための勉強方法
ハイレベルなWebライターになるには、ライティングスキル全般の向上も必要です。
具体的には以下のスキルが挙げられます。
Webライターに必要なスキル
- SEOライティング→検索順位で上位を取るための施策
- セールスライティング→商品を売るための文章術
- コピーライティング→タイトルや商品リンクなどクリックさせるための文章術
具体的な勉強方法を下記で解説します。
書籍での学習
最も手っ取り早い勉強法が書籍です。最近はKindleでもありますし、紙の本は書き方で困った時に辞書として使えるのもメリットです。
筆者の経験上、買っておきたい本は以下の3つです。
おすすめの本
最短でスキルアップすることですぐに回収できる価格です。躊躇わず購入しましょう。
Webライター講座を活用
Webライターに必要な情報がまとまったWebライター講座を活用するのもおすすめ。
特に以下の2つのスクールはおすすめです。
Webライター講座のおすすめ
- Web+ Webライターコース
- Writing Hacks
Web+ Webライターコース
Web+のWebライターコースは未経験から副業で月10万円を目指すスクールです。
筆者も実際に加入したスクールで、入会から約10ヶ月でライター収入が月20万を超えました。
運営会社 | F.R.Will |
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料金(税込) | 385,000円 |
入会金 | なし |
受講期間 | 制限なし |
学習形式 | 動画・ウェビナー |
質問 | チャットや毎月のコンサルで可能 |
記事の添削回数が無制限というのが特に強みで、プロに何度も見てもらえるので効率的なステップアップが期待できます。
またカリキュラム修了後は、実際の案件を取る流れを体験できるので、自分で外部の案件に挑む際も合格率が上がります!
実績が少ないとクラウドワークスなどで案件に受かりにくいのですが、こうやって経験できれば安心です。
その他、ライターやキャリアに関するコンサルもあり、
筆者自身何度も活用してライターやブロガーのキャリアに活かしました!
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受講して分かったウェブタスWebライターコースの評判・口コミ!怪しいって本当?
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Writing Hacks
Writing Hacksは高単価なWebライターを育成するためのスクールです。
安価ながらもコンテンツは非常に充実しており、3年以上ライター歴のある筆者から見ても「初心者の時に学びたかった」といえる充実度です。
運営会社 | 株式会社スキルハックス |
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料金(税込) | 89,800円 |
学習形式 | 動画講義・LINEチャットの質問無制限 |
受講期間 | 無制限 |
仕事紹介 | あり(優秀なら沖プロの案件も紹介) |
添削 | 計3回 |
また講師はディレクターやブロガーとして月収100万以上を突破した方たちなので、稼げるライターになるノウハウを細かく教えてくれます。
また卒業後は卒業生限定グループにて案件の紹介もあるので、仕事がもらいやすいのも大きなメリットです。
講義のサンプル動画を見ても非常に分かりやすく、指導力も抜群ですね!
講義動画の例
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Writing Hacksの評判・口コミ|記事添削や料金と徹底比較!
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まとめ:スキルを磨いて稼げるWebライターへ
今回はWebライターが飽和しているかどうかについて解説してきました。
低単価のWebライターは飽和していますが、高単価に対応できるハイレベルなWebライターはまだまだ不足しています。
ライター初心者の方やこれからライターを始めようと思っている方は、今一度自分の経験やライティングスキルを見つめ直し、質の高い記事を書けるよう磨いていきましょう。