- Webライターやるならブログも必要なの?
- Webライターで稼ぐには、どうブログを運用するの?
Webライターで稼いでいきたいと考えている方で、ブログもやるべきか迷っている方もいるでしょう。
確かに稼いでいるWebライターや著名なWebライターの多くはブログをやっており、自分もやるべきかもと思うもの。
そこで今回は以下のポイントについて解説していきます。
本記事のポイント
- Webライターの筆者がブログを初めて感じたこと
- Webライターがブログを始める流れ
- Webライター向けのブログの運営方法
本記事の執筆者
筆者は上記の経歴であり、複数ブログの運営とWebライター業務も行っております。
Webライターの筆者がブログを始めて感じたメリット
まずはWebライターの筆者がブログを始めて感じたメリットを紹介します。
- WordPressの操作法が身についた
- 高単価案件に受かりやすくなった
- 記事を分析しレベルアップした
WordPressの操作法が身についた
一般的にブログ記事は以下のような工程で公開されます。
簡単な流れ
- KW選定
- 記事構成
- 執筆
- 公開
この最後の記事の執筆・公開はWordPressというツールで行われるものです。
そしてブログ運営をすると必然的にWordPressを触ることになるため、運用知識が自然と身につきます。
またGoogleドキュメントやWordで執筆する案件もありますが、これも納品後にWordPressで書き直して公開しています。
そのため最初からWordPressで執筆する方が、クライアントの工数を減らせるので単価も高くなります。
ブログを運営するとWordPressの操作ができるようになり、結果的に単価アップにつながるのです!
高単価案件に受かりやすくなった
前述の通り、WordPressを操作できるとクライアントの工数を減らせるので、高単価の案件に受かりやすくなりました。
またブログで書いた記事で実力を証明できる点でも高単価の案件が取りやすいです。
メモ
これは普通に考えれば分かるもの。
あなたがサッカー選手だとしても、プレー映像や実際のプレイを見せないと信じてもらえません。
ですがプレー映像や実際のプレイを見せれば、実力が分かるので証明できますよね
記事の分析をしてレベルアップした
ブログを運営しながら、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールというツールを用いてブログと記事の分析を行います。
そしてこのデータを見ながら、自分より上位の記事を見て何が劣っているのかの分析や仮設検証を行います。
こうやって日々、分析を積み重ねることで実体験ベースで
- ここは、こういう書き方の方がいい
- このKWだとこういう内容を入れるべき
といった質の高い記事が書けるようになってきます。
その積み重ねで検索上位かつ稼げる記事を作れるようになり、クライアントが高単価を払ってでも依頼したいと思われるWebライターになるのです。
ブログ自体が資産となり収益を生み続ける
Webライターとしての価値が高まるだけでなく、ブログ単体でも収益が積み重なっていき資産となります。
数年前に書いた記事から収益が発生するなんてこともザラなのがブログです。
もちろん収益を生むには並々ならぬ努力が必要ですが、努力し続ければこうやって金を生み続ける不労所得となってくれます。
Webライターの筆者がブログを始めて感じたデメリット
続いて、ブログを始めて感じたデメリットを紹介します。
しばらくは時給0円
収益は広告によるもので、下記の2つに分かれます。
ブログの収益の種類
- クリック型広告:クリックする度に報酬がもらえる
- 成果報酬型広告:記事で紹介した商品が売れるごとに紹介料として報酬が発生
クリック型は簡単に報酬が発生するけど数円単位しかもらえない、成果報酬型は稼げるけど成約率が低いといった感じです。
しかも頑張って記事を作り続けても必ずしも稼げるわけではなく、「割に合わない」と辞めてしまう方も多い業界なのです。
最初はやる気がでなかった
Webライターは書けば確実に報酬がもらえる一方、ブログはしばらくして元が取れるものです。
そのため筆者はブログを立ち上げてしばらくは、お金欲しさにWebライターの仕事ばかりやっていました。
しかし、しばらくしてブログから数百円、数千円と収益が出始め、徐々にブログの時間を増やしていきました。
結局Webライターはブログをやるべきか?
では結局、Webライターはやるべきか?という話ですが、結論やった方がいいです。
唯一失うのは時間ですが、それも収益を生もうとと努力した時間ならば後々生きてくるのです。
筆者自身もこういう道のりを歩んできて、ようやく月に数万円ブログで生まれるまでに成長しました。
筆者がブログで稼ぐまでの道のり
- ブログに挑戦
- 頑張ったけど収益で出ずに挫折
- Webライターをメインでやる
- Webライティングが上達し再度ブログに挑む
- ブログ収益が生まれる
そして稼げる記事を作れるようになってきたので、Webライターとしての単価も一段とアップしました。
Webライターがブログを始める流れ
ここまで読んできて、ブログ開設をしたい方は以下の手続きで始めましょう。
年間で1〜2万程度のコストしかかからないので、すぐに元は取れますよ。
ブログ開設
ブログ開設の流れ
- サーバーを借りる(土地を借りる)
- ドメインを決める(住所を決める)
- ブログを作る(家を造る)
- 初期設定(住む準備をする)
サーバーを借りる
まずはサーバーを借りますが、複数あるサーバー会社の中でのおすすめはConoHa WING
当ブログも活用しており、筆者自身非常に使いやすいと感じてます!
Conoha WINGがおすすめの理由
- かんたんセットアップにより、WordPressを最短10分で始められる
- 国内最速の表示速度を誇る
- 高いセキュリティ機能を誇る
- 初期費用なし、長期利用で月額880円から始められる
お申し込み画面より「初めてご利用の方」を選択
こちらのボタン
続いて、料金タイプ・契約期間・プランを選択です。
料金タイプ・契約期間・プラン
- 料金タイプ→お得なWINGパック
- 契約期間→お試しなら3ヶ月、長期でやるなら12ヶ月
- プラン→ベーシックかスタンダード
- 初期ドメイン→後で独自ドメインの設定をするので、なんでも構わない
- サーバー名→原則変更不要
WordPressかんたんセットアップを行う
続いて、上記画面の下部にある「WordPressかんたんセットアップ」を入力します。
かんたんセットアップの内容
- 作成サイト名:サイトの名前(当ブログではBALC & HACK)
- 新規ドメイン:https://www.〇〇←この部分にくる文字列(当ブログではbalc-hack.com)
- ユーザー名:WordPressログイン用の名前
- パスワード:WordPressログイン用のPW
テーマは無料テーマと有料テーマとありますが、本格的にやるなら有料テーマがおすすめ。
数多くのWordPressテーマがありますが、定番は下記の通りです。
おすすめのWordPressテーマ
各テーマのデザインを見てみて、気に入ったものを選ぶのがいいかと思います。
ちなみに当ブログはアフィリエイトに強いと言われるAFFINGERを使用しています。
お客様情報の入力
下記の必須項目にお客様情報を入力します。
本人確認
SMSか電話番号での本人確認をします。
支払い情報登録
クレジットカードなど支払い情報を入力すれば完了です。
WordPressの初期設定
登録後、すぐにWordPressログイン用のメールが届くので、その情報を基にログインします。
ログイン後は下記のようなダッシュボードと呼ばれる画面に移ります。
基本的にデザイン、記事編集などブログの管理はこの画面で行います。
サイト名を登録
「設定→一般」よりサイトのタイトルやキャッチフレーズなどを入力します。
テーマの設定
続いて、デザインを決めるテーマを選びます。
「外観→テーマ→新規追加」より選択します。
無料のものがデフォルトで入っていますが、JINなど購入したものは画面上部「テーマのアップロード」よりzipファイルをドラッグ&ドロップすることでインストール可能です。
プラグインの設定
拡張機能となるプラグインを導入することでSEO効果を高める、操作性を高めるなど多種多様な恩恵が得られます。
「プラグイン→新規追加」より必要なプラグインをインストールし、有効化すれば完了です。
なお、おすすめのプラグインはトップブロガーであるヒトデさんが紹介しているものを参照ください。
分析ツールの導入
分析ツールとして、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを導入します。
それぞれ活用することで得られる情報を説明すると以下の通り。
ポイント
- Googleアナリティクス:ブログのアクセス数、アクセスの流入源、各記事のPV数、試聴されるデバイスの割合など
- Googleサーチコンソール:各KWにおける検索順位・表示回数・クリック数・クリック率、インデックス数など
いずれも無料でブログを伸ばしていく上では欠かせないものなので、導入して定期的に確認しましょう。
詳しい導入方法はこちらの記事をどうぞ。
【最新版】WordPressをGoogleサーチコンソールに登録・設定する方法!
【最新版】WordPressとGoogleアナリティクスを連携・設定する方法
SSL化
SSL化とはhttpをhttpsに変換することです。
SSL化をしないと下記のようなデメリットがあります。
- Googleからの評価が下がる→上位表示しづらい
- データが改ざん、なりすましを受けるリスクが高まる
- ユーザーの離脱率が上がる
ConoHaがConoHaサーバーでのSSL化の方法を解説しているので、こちらからご覧ください。
Webライター向けのブログ運営方法
続いて、Webライター向けのブログ運営方法を紹介していきます。
- Webライターで挑戦したいジャンルの記事を書く
- SNSアカウントを作る
- 収益を生む記事づくりにこだわる
Webライターで挑戦したいジャンルの記事を書く
Webライターでやりたいジャンルと同じにすることで、案件応募時にライティングスキルとジャンル知識を同時に証明できます。
例えばブログでサッカー記事を書いてから、サッカーの案件に応募すると発注者は「サッカーにこれくらい詳しいのか」と理解できるので採用率が高まります。
またジャンルは自分のこれまでの経験や趣味が活かせるものが詳しく書きやすいのでおすすめです。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、併せてご覧ください。
SNSアカウントも作る
認知を広める意味で、SNSアカウント、特にTwitterはもっておくべきです。
ブログで書いた記事を告知すれば見にきてくれる人もいますし、フォロワーも増えてくれば案件を依頼される可能性も出てきます。
さらにトップブロガーの方などインフルエンサーをフォローしておくと、ライティングに活かせる情報をインプットできるのであらゆる面でやっておいて損はないです。
収益を生む記事づくりにこだわる
ブログ運営のモチベーションとして、またWebライターとして稼ぐために収益が生める記事づくりにこだわりましょう。
そのためにやるべきはアフィリエイトです。
アフィリエイトをやるには仲介業者であるASPに登録する必要があります。
以下のASPが代表的なものになるので、まずは登録してみましょう。
おすすめのASP
これらのサービスに登録した状態で、商品を販売するライティングスキル「セールスライティング」を活用して商品を紹介します。
セールスライティングを活用することで、アフィリエイトの成功率がグッと高まるので下記の本などで事前に学んでおきましょう。
おすすめのセールスライティing本
Webライターがブログを書く際の注意点
当然、ブログを闇雲に運営すればいいわけではありません。
特に下記の2点に注意しましょう。
- あくまで生活に支障をきたさない範囲で行う
- ゴミ記事はつくらない
あくまで生活に支障を来さない範囲で行う
ブログは実力が無い限り、しばらくは収益が出ないので時給0円生活が続きます。
これは会社員をやりながら副業としてやるならまだしも、他の収入源がない状態でブログばかりやるのは非常に危険です。
そのため他の収入源の担保がある状態で、1日3時間などスキマ時間を活用して記事を書いていきましょう。
逆に本気でブログで稼ぎたい方は、一度実家に帰るなどお金の不安を無くした状態なら可能ですね。
ゴミ記事は作らない
とにかく記事数を稼ぐことは重要ですが、だからといってゴミ記事を量産しては意味がありません。
当然ながらゴミ記事を見た読者はすぐに記事から離れてしまうので収益も生まれません。
またWebライターのポートフォリオとする場合でも、「これくらい良い記事が書けますよ!」とクライアントにアピールする必要があるためもったいないです。
1記事ずつ真心こめて書きましょう。
Webライターのブログに関するよくある質問
無料ブログじゃダメなの?
最近ではnoteやはてなブログなど、無料で利用可能なブログもあります。
ですが、WebライターはWordPressが使えた方が高単価案件を取れるので有料ブログがおすすめです。
WordPressの操作ができるかできないかで、獲得できる案件のレベルも変わるのでいち早くWordPressに慣れましょう。
無料テーマと有料テーマはどっちがいい?
ブログデザインとなるテーマですが、あくまでただのポートフォリオとするなら無料で構いません。
無料テーマのおすすめは下記の通り。
無料のWordPressのテーマ
- Cocoon(超定番)
- Xeory(Webマーケ会社のバズ部開発)
- LION MEDIA/LION BLOG(デザイン性が魅力)
- Lightning(機能性とスピードが売り)
ですが、ブログも本格運用するなら有料テーマは避けて通れません。
定番の有料テーマは下記の通りです。
おすすめの有料テーマ
筆者の場合は、当初はJINでしたがあまり好きではなかったのでAFFINGERに変えました。
ただAFFINGERはアフィリエイトに非常に強い半面、機能が多すぎて難しいのでブログ入門者はそれ以外の選択肢がいいでしょう。
案件の応募時にどうブログを使うの?
案件の応募時は自己紹介や応募ジャンルに関する知識に加えて、実績としてブログ記事を添付します。
できれば応募案件に最もカテゴリーが似ている記事を3つくらい添付しましょう。
クラウドワークスでの実際の応募のコツを解説していますが、汎用性は高いのでぜひ参考にしてください。
まとめ:Webライターがブログを始める方法
今回はWebライター向けにブログを始める方法と、具体的な運用方法まで解説してきました。
筆者はブログをうまく活用するまではWebライターとして稼げなかったですし、絶対にブログは始めるべきです。
自身のブログでどうやったら商品売れるか、PV上がるかなどテストすることで、徐々に記事のクオリティが上がってきます。
そうやってスキルを高めなら、Webライターとしてどんどん文字単価の高い案件に挑戦しましょう。